外国人正規雇用の際に気を付けなければいけないポイント
2020.04.06外国人正規雇用のポイント
前回に引き続き、外国人正規雇用についてご説明します。
前回は、外国人正規雇用の際、重要なポイントとして「在留資格の違い」などについてお伝えしましたが、
今回は、「採用条件」などについてお伝えします。
どうしても外国人を雇うとなると、技能実習生のイメージが先行し、
「最低賃金でいいんでしょう?」
「36協定内なら好きなだけ働いてもらっていいんだよね?」
「管理費はいくらぐらい御社に支払うの?」
など、技能実習生の仕組みの延長線上でお考えの企業様もいらっしゃいますが、
正規雇用と技能実習制度は、採用条件なども大きく異なります。
外国人正規雇用の採用条件は、「日本人正規雇用と同程度以上」であることが求められます。
・同じ業務内容の日本人より、(正当な理由がなく)賃金が安いことはダメ
・日本人についている手当が外国人には付いていないのもダメ
・もちろん最低賃金以下はダメ
要は、外国人を不当な待遇で扱ってはいけないということです。
入管へのビザ申請の際には、そのような部分も厳しくチェックされます。
弊社でご案内することの多い、外国人新卒採用ですが、この場合は、
日本人の新卒採用と全く同じ条件で雇用契約を結んでいただくことが多いです。
当然、日本語がうまく使えないからという理由などで、減給することはできません。
社内のコミュニケーションは、どのような業務でも必ず必要とされます。
ですので、自分で勝手に日本語を勉強しちゃう位「日本のことが好き」であることも採用の際に大きなポイントであるかと思います。
今回は、正規雇用で外国人を採用する際に「採用条件は日本人と同等以上」であることが必要だというお話でした。
優秀な人材が採用できる外国人正規雇用では、メリットも沢山ございますが、気を付けなければならない部分もまたございます。
少しづつですが、ブログ内でお伝えできれば幸いです。
今回の内容以外にも、外国人正規雇用に関してご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
次回も外国人正規雇用の際に気を付けなければいけないことや、ポイントについてお伝えいたしますm(__)m